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レトロウイルス感染症

投稿日:4月 23, 2022 更新日:


レトロウイルスとは

レトロウイルスとは逆転写酵素を持っている一本鎖遺伝子つまりRNAウイルスのことです。
外在性のレトロウイルスのレンチウイルス亜科のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)-1、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)-2およびオンコウイルス亜科のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)-1、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)-2などが人間に感染して神経疾患です。

これがHIV感染症に伴う神経合併症などを引き起こすのです。

HIV感染症に伴う神経合併症とは

IV感染症に伴う合併症とはHIV感染症によって引き起こされる神経障害の総称のことです。

神経障害
画像出典元: 陣内病院

この神経障害は抗レトロウイルス療法によってその発症は大幅に減少することがわかっています。

抗レトロウイルス療法に関連して進行性多巣性白質脳症や免疫再構築症候群および剤耐性による日和見感染,薬剤関連神経障害,脳血管障害などに注意が必要となっています。

疫学的知見

日本におけるHIV感染者数およびエイズ患者数は毎年増加しており、 2010年現在での累積報告数はHIV感染者数が13373件、 AIDS患者数は6160件となっています。またエイズ指標疾患における割合はHIV脳症は4.1%でトキソプラズマ脳症が1.9%、PMLが1.3%となっています。

HIV脳症

HIV脳症とはHIV感染によって引き起こされる認知運動障害のことです。その症状は主にエイズ発症時期に顕著に現れ症状が進行します。

精神症状で発症した HIV 関連神経認知障害 (HAND) の一例画像出典元:旭川医療センター論文

このHIV脳症では多核巨細胞に伴い、大脳皮質の神経変性病態があることで知られています。

また、このHIV脳症はエイズ指標疾患の約5%を占めています。 HIV感染していることを知らないか、もしくは治療を勝手に中断することによって認知機能障害が発症する割合が増加しているようです。

HIV脳症の症状としては、感染急性期には発熱、発疹、リンパ節の腫脹などがあるようです。その後数年の無症状期を経てからいわゆるエイズが発症します。


HIV脳症には特異的な症状はありませんが、認知機能の低下や抑うつ症状、もしくは巧緻運動障害や運動麻痺どの症状が出ることがあります。

投稿者プロフィール

小野靖
小野靖オノ泌尿器科クリニック院長 泌尿器科学会専門医
愛媛大学医学部医学科卒業後、大阪医療センターに勤務医として従事後、オノ泌尿器科クリニックを開業

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